マテリアル

 IXY DIGITALを語る上で外せないのがこのマテリアル。元祖ガジェット系デジカメとしてはここはまず譲れないところでしょう。
 持った感触はIXY DIGITALシリーズに共通のひんやりした金属の冷たさが伝わってくるもの。本体のみで130gとやや重いですが、この重さがまた心地よかったりするのも従来機からの伝統。
 ただIXY DIGITAL 400以降の3倍ズームIXY DIGITALはレンズ鏡筒も金属製にしてこないのでちょっと残念。ガジェット系デジカメの鏡筒はいわば最大の見せ場みたいなもんなので、ここはぜひ金属製にして頂きたい。鏡筒周りをセレン光電池のように囲っているエッチングは見慣れるとなかなかカコイイです。
 また今回インターフェースが変化し、十字キーの中央に[FUNC/SET]ボタンが来たせいか、このあたりがややぐらつく「遊び」があります。目くじらをたてるほどではありませんが。
 尚、IXY DIGITALシリーズのマテリアル面で最も不満だった無粋なゴム製のインターフェースカバーが無くなり、デザインにとけ込んだプラスチック製カバーに変わっています。以前は縦位置のまま置くとゴムカバーがジャマで不安定になっていましたが、今回からは安定して置くことが出来ますね。