PowerShot SD100 (欧州名:Digital IXUS II) 発表。(dpreview.com)

 IXY320 のメディアを SD にし、新しく小型バッテリを搭載した結果、


「IXY320(米国名S230)」に比べ、幅2mm、高さ1mm、厚さ2.8mm重さ15gの小型に。

激しく微妙な小型化を遂げた模様。
 スペックは IXY320 を踏襲しており、1/2.7 型 320 万画素 CCD に 35-70mm の 2 倍ズーム。デザインもストラップ取り付け部のあたりが IXY400 と似ている以外はほとんど同じ。操作系は IXY400 で再生←→撮影の切り替えが独立したモードスイッチで実装されていたのが、モードダイヤルの中に一緒に組み込まれてしまったため、この切り替えに多少気を遣う必要があるようです。
 Canon はこれまでずーっと CF (コンパクトフラッシュ)を使ってきてましたが、ここに来て SD を初採用。小型メモリカードの選択としてこれは正解でしょう。エックスなんとか言うスマメの再シュリンク版よりは。
 あと気になったのがバッテリ。もともと IXY は電池の持ちがあまり良くないのですが、今回の新型バッテリはその容量が若干少なくなっています(従来840mA→790mA)。ただデジカメで最も電池を食う部分は画像処理エンジンなんですが、Canon 独自のエンジンである Digic 採用からはかなり省電力になっているらしいので、実用上は問題ないかもしれません。
 ちなみに俺が持ってた IXY200a は、日中にストロボ無し・画像再生を 3 枚に 1 回くらいの頻度で行うような撮影で、約 1 時間強、90 枚弱撮影した時点で電池残量の警告が表示されました。1600x1200 のファインモードだと 64MB の CF で 110 枚弱撮れるのですが、使い切らないうちに終了という感じです。もちろん 200a は Digic 非搭載機なので、現在市場に出ている IXY に対してはあまり参考にはなりませんが。