CAMEDIA C-755UltraZoom で月を撮ってみる。

 今日は月が綺麗に見える日だったので、に C-755UltraZoom を借りて撮ってみました。
 とりあえず 10 倍ズーム(380mm 相当)で撮影。

OLYMPUS CAMEDIA C-755UltraZoom / 1/20s / F8.0 / 63mm(380mm) / ISO 50 / AWB / マニュアル露出
 月を撮る場合、フツーにプログラムオート( P モード)で測光するとまず光が飽和してしまいます。ここはカメラ任せにせず M モードにしてぎゅーっと絞り、シャッタースピードを意図的に上げます。だいたい 1/20 〜 1/30 秒程度*1
 次に C-755UltraZoom から搭載されたスーパーズームモード。
OLYMPUS CAMEDIA C-755UltraZoom / 1/20s / F8.0 / 63mm(380mm) / ISO 50 / AWB / マニュアル露出
 EXIF には 63mm (380mm 相当) と出ていますが、実際には有効画素数 400 万画素のうち 200 万画素を切り取る処理をしています。SONYスマートズームに近いものです。これを光学ズームと併用することで、最大 532mm 相当の焦点距離を稼ぐことができます*2。これにテレコン*3をつけた時が楽しみですヨ。
 さらにデジタルズームを併用。
OLYMPUS CAMEDIA C-755UltraZoom / 1/20s / F8.0 / 63mm(380mm) / ISO 50 / AWB / マニュアル露出
 デジタルズームは完全な引き延ばしなので、さすがに 800×600 に縮小してもボケボケになりますが、一応クレーターなどは認識できるレベル。数字上では 2128mm 相当の焦点距離になります。このあたりはいかに極小画素であれ、画素数の勝利と言えるでしょう。

 

*1:クリスマスシーズンなのでイルミネーションや夜景を撮る事も多いと思いますが、絞り優先やマニュアル露出が使えるカメラはぎゅーっと絞るといいです。特にこういった光点シーンは絞りを開放すると光が飽和し、全体的にピンボケっぽい写真になっちゃいます。あとは露出補正かシャッタースピードで光の量を調整。

*2:光学的には 380mm のままなので、被写界深度などは当然 380mm 相当のものになります。

*3:TCON-17 併用で 904mm 相当ですよ奥さん!(*゜∀゜)=3