EXILIM ZOOM EX-Z55 / Z50 発表。(PC Watch)

 さてこちらは EXILIM ZOOM の最新機種。確かに EX-S100 よりは大きいですが、安心して使えるのはこちらの方です。なんつったって CASIO ががんばって光学ファインダ確保してくれましたから。
□ CASIO EXILIM ZOOM EX Z-55. □

  • 1/2.5 型 525 万画素 CCD。有効 500 万画素。
  • 35mm 換算時焦点距離 35-105mm / F2.6-4.8 "smc PENTAX LENS" 銘の光学 3 倍ズームレンズ。
  • 通常時最短ワーキングディスタンスは 40cm。マクロ時最短ワーキングディスタンスは 6cm。なお今回からオートマクロ対応になった。
  • AF は TTL-CCD コントラスト検出。EX-Z40 から搭載されたオートパンフォーカスも継承。
  • ISO 感度は 50 〜 400。
  • ホワイトバランスはオートとプリセット 6 種類+マニュアル。
  • シーンモードはビジネスショットを含めたベストショットで 23 種。
  • 2.5 型 11.5 万画素デジタルインターフェースTFTカラー液晶。
  • 320×240@15fps でメモリ一杯まで撮影できる音声付き動画撮影機能。
  • 内蔵フラッシュ到達距離はワイド端時 2.6m まで。
  • 光学ファインダ有り。今回光学ファインダを確保するにあたり、液晶モジュールにファインダ用の穴を空けて対応した。さすがCASIO。
  • PC との接続は USB クレードルPictBridge 対応。
  • 記録媒体は SD / MMC と 9.3MB の内蔵メモリ。
  • 電池は専用リチウムイオン電池
  • 寸法は 87 × 58 ×22.5 / 19.7(最薄部) mm。重量は電池・メディア別で 130g。
  • 発売日は 9 月下旬。実売 54,800 円。


□ CASIO EXILIM ZOOM EX Z-50. □

  • 2.0 型 8.5 万画素デジタルインターフェースTFTカラー液晶。
  • 寸法は 87 × 58 ×22.4 / 19.7(最薄部) mm。重量は電池・メディア別で 121g。
  • それ以外の仕様は EX-Z55 に準ずる。
  • 発売日は 10 月中旬。実売 49,800 円。


 この秋は 1/2.5 型 500 万画素 CCD と 1/1.8 型 700 万画素 CCD、1/2.7 型 400 万画素 CCD への換装が主流の模様。あと大型液晶をウリにしているデジカメは 2.5 型のものを搭載するケースが増えているようです(LUMIX FX7 とか)。これまでここまで大きい(そして液晶密度の荒い)液晶はあまり搭載されていなかったので、おそらくデジカメ用液晶の供給元であるメーカーが、この液晶を供給し始めたからでしょう。
 さて EX-Z55/50 ですが、画素ピッチ的なものは EX-Z4 でとうの昔に限界を突破しているのでそれはさておき、それ以外は「いつもの EXILIM ZOOM」です。仕様的には液晶を除いてほぼ同じ両機種ですが、ボディに関しては EX-Z55 が新規設計、EX-Z50 が EX-Z40 の継承タイプ、というラインアップ。それに伴い UI も多少変更されています。EX-Z55 はズーム時とかにダイレクトボタン押しそうな位置ですな。
 実売 5,000 円の差はほぼ液晶のみと言っていいでしょう。あとはデザインと背面の操作性、電池寿命が多少違う程度。ただ EX-Z50 買うなら EX-Z40 買うなー俺なら。カラバリもあるし。

 
 なお、海外では EXILIM Pro EX-P600 の後継である EX-P700QV-R51 の後継である QV-R61 も発表されています。