世界最小薄型光学ズームカメラ CASIO「EXILIM EX-S100」インプレッション(tengsama::monologo経由)

 で、光学ズームレンズタイプでは世界最薄・最小のデジカメ、EX-S100 のレビュー。等倍サンプル付き。
 山Qさんも言ってましたが、EXILIM CARD の今回のコンセプトはどうも「“モノ”として魅力」、つまりガジェットとしてのカメラに重点を置いているみたいですね。このレビューでも「ずっしりと感じる金属感がたまらない」とありますし。沈胴型ズームレンズの鏡筒もちゃんとキラキラ光る金属性で質感が高そうです。「ガジェット系デジカメは鏡筒が命」だと思っている俺的にはややツボ。*1
 操作性に関してですが、EX-Z55 がの背面が残念な事になっているのに対し、EX-S100 の背面はボタン配置に余裕がありそうです。あとはいつもの EXILIM の UI ってカンジですね。
 レンズが暗い事に関してですが、今回掲載されたサンプルはどれもシャッタースピードが速いです。どんなに暗くても 1/30s。おそらくISO感度を上げていると思われますが、Exif に感度が記載されないのでどういう露出なのかわかんないですね。多分 μ-mini が ISO64 にとどまっているところで、EXILIM はさっさとゲインアップして ISO100 で撮っているのではないかと。多少ノイズが出てるし。もともと EXILIM シリーズはシャッタースピード 1/8s 制限があるので、できるだけシャッタースピードを稼ぐように露出アルゴリズムが組まれているのかもしれません。

 

*1:そういう意味でも Cyber-shot T1 は好きになれない……。IXY DIGITAL や μ DIGITAL シリーズがそうであるように、デジタルガジェット系デジカメは金属質な鏡筒が重厚さや絢爛さをまとってせり出してこそ、と思うんですがねぇ……。