PhotoStagePro V3.11


最近メインで使っている写真管理ソフト。操作系にちょっとクセはあるけど、高速動作でRAWがサクサク閲覧できます。カスタマイズ性も高く、俺みたいなノートメインユーザーにはありがたいキーボード主体の操作もできるし、今一番のオススメ。もうちょっとメモリ消費量が少なければなーとは思いますが贅沢は敵ですな。
特に俺の場合、開発が止まってE-3のRAWに未対応なWinCCD*1の代替としてほぼ唯一の選択肢だったりします。他のRAW対応ソフトはRAW埋め込みJPEGの読み出しじゃなく、いちいち現像してから表示するものが多いので実用性が低かったりするので……。

 

*1:シェアウェアなのに開発が止まるって! 俺レジストしたのにorz

マイクロフォーサーズ規格策定(ぴこていこくさん経由)

フォーサーズ公式はこっち。前々から俺が言っている「フォーサーズは4/3がフルサイズなんだよ!」という主張がこれで裏付けされてしまったような感じです。うひょひょひょ。

ミラーがないのでフランジバックを短縮化できるし、レンズは設計に自由度が高まるし、何よりレンズもボディも薄く小さく軽くできる。あと稼動部分が少なくなるのでメカニカルダストも減る。ついでにマルチアスペクトに対応することでLUMIXのLXシリーズみたいに出力先*2に応じてアスペクト比を変えた写真がノートリミングで対応可能*3。実際の製品が出るまでは未確定ですが、おそらく現行フォーサーズ(以下フルサイズ4/3)用のフラッシュとかのアクセサリが使えるかも。おいおいなんだよミラー取り去るだけでずいぶんメリットが増えるじゃん!?といった感じですな。
現時点で考えられるデメリットは、まずフルサイズ4/3と直接の互換性がないのでアダプタ経由になること*4、位相差検出AFではなくなりコントラストAFになるので現行一眼レフに比べて速写性が下がる*5こと、光学ファインダが無くても成立する規格なので搭載しないか、搭載してもパララックスとの闘いが始まること、など。
オリンパスにおいては、フルサイズ4/3とマイクロ4/3の関係ってOMとPENみたいな感じの位置づけになるのかなと思います(OMとPENは互換性ないけど)。一眼レフほどの応答性やファインダの視認性はないけど、ミニマムで気軽に使える高画質システム的な。フォーサーズなのでコンパクトデジカメよりも表現の幅が広がり、E-410/420で開拓したライトユーザー層への次のアプローチもできますね。
パナソニック的には、デジカメのラインアップ拡充のほか、「将来の動画対応」と「レンズ交換」の2つで民生用レンズ交換式ハイビジョンビデオカメラが作れることになります。あと4/3が動画に対応することで、いわゆるスーパーハイビジョン(4320pとか)への対応も期待できるかもしれません。
いずれにせよ、この規格が立ち上がることでこれまでとは全く違うデジタルカメラのシステムが期待できそうです。今年のフォトキナが楽しみですなー。

 

*1:たぶんこれがウワサになってた正方形センサーの正体。

*2:おおざっぱに言うと印刷なのかハイビジョンテレビ出力なのか。前者は3:2と4:3、後者は16:9。特に後者は松下がVIERAやDIGAでやってきた事と合致する。個人的にも16:9で撮った写真は好きなので大いに歓迎したい。

*3:撮影時の設定が必須だけど

*4:microSDをフルサイズSDとして使うにはアダプタが必要なのと似たような感覚? いやフルサイズSDをmicroSDスロットで使うためのアダプタのほうが近いか

*5:後日追記:LUMIX G1のAFはCanonのUSMとタメはれるほど速いので、これは杞憂でした。

写真がうまくなる3の法則

http://kosstyle.blog16.fc2.com/blog-entry-729.html

http://d.hatena.ne.jp/mannin/20080602/p1
http://d.hatena.ne.jp/mannin/20080603/p2
36も覚えて写真撮る人なんていませんよ。もちろんいろいろ試行錯誤した結果これらの法則に当てはまるケースは多いだろうけど。
こせきさんちにも書きましたが、こんな「今すぐ仕事で使える!Excelのウラワザ128」みたいなうさんくさいのを覚えたって写真は良くなりませんよ。
 
結論:早く本出さないとネ!>俺
 
 
それはともかく(ともかくかよ)、個人的に思ってる3の法則。
 
■主題をハッキリさせる
撮りたいものを中途半端な大きさで撮るんじゃなく、極端に言えば画面いっぱいにするくらいに撮る。主題以外は撮らないゼくらいの勢い。
「日の丸構図」ってのは単に被写体が中央にあるからじゃなく、中央でかつ中途半端な大きさだからなんです。
 
■カメラの縦位置と横位置を使い分ける
単純にタテに長い被写体はカメラを縦に*1、ヨコに長い被写体はカメラを横に*2、というふうに使い分ける。ぶっちゃけ主題にあわせて向きを変える。それだけ。
実はこんな単純なことだけで「自分が主題をどう撮りたいか」がイメージできるようになり、自然と画面構成の概念が身体に身についたりします。縦に長いものを横位置で撮ると左右に空白が出来ますが、縦位置にするだけで空白が無くなるんですな。
 
■1枚で満足しない
時間があれば、1つの被写体に対していろいろ角度とか距離とか変えて撮ってみましょう。数撃ちゃなんか当たります。ほとんどの場合デジカメか携帯でしょうし、SDとかやすくなってるし、どんどん撮ってあとで気に入らないやつは消せばいいんです。プロのカメラマンがモデルさんに対してバッシャバシャ撮ってるのはそれです。
 
まぁあと露出補正とかホワイトバランスとかいろいろありますが、そういうのより上の3つのほうが大事じゃないかなと思います。はい。

 

*1:正確には画面を縦長の向きに。携帯の場合とかデフォが縦位置なので。

*2:正確には画面を横長の向きに。

もってっけー(主にせーらーふく的な意味で)

そろそろ津路里のかき氷が旨い季節。

プリティチャンスってなんですか。DOKIDOKIプリティリーグにおけるバッターチャンスとかそういうのですか(ドキドキではなくDOKIDOKIなのでPC-98版ですアイサツ
 

アナログしんがり軍へのいやがらせ(痛いニュース)

なんといういやがらせ。
実は春の新番にあわせて地デジ移行を完了してたんですが、割と思いつき&物欲先行で移行した割には意味あったんだなー俺。
 
具体的な移行は、3月の終わりごろにTOSHIBA REGZA 32C3500VARDIA RD-S601の組み合わせで購入することで行いました。
というのもねー。オープンしたばかりのヤマダ LABI千里でテレビとか超安いって聞いてですねー。調べ始めたらですねー。いろいろとねー……物欲とかねー……。

移行にあたっては「予算15万で地デジの視聴と録画が出来る環境を構築」「保存メディアにBDを選ぶとレコーダーだけで10万越すのでDVDで妥協」「できればフルHDパネル」「あと俺は『平凡な素材をチューンで極上品に仕上げる』というコンセプトが大好きなのでテレビ側は東芝択一、ついでにレコーダー側も慣れてるRDで」といった条件で選定。
最初に候補に挙がったのはUSB HDDとNASに録画できる上にフルHDで倍速駆動液晶でダブルチューナーな37Z3500。当時13万円台まで落ちてきてたのでほぼこれで決定!……のハズだったんですが、購入直前に寸法を確認したところ現在使っているテレビ台に37型のテレビは置けないって事が判明したため、泣く泣く諦めることに。
32型で単体録画可能なモデルとなると当時の東芝のラインアップでは32H3000があるんですが、フルHDでも倍速液晶でもなくなるので却下。
結局、同じ予算15万ならVARDIA買った方がHDD容量も倍(H3000は300GB、RD-S601は600GB)になる+現行機はすでにダビング10に対応しているという理由から、RD-S601を購入することを前提にテレビを選定した結果、32C3500という東芝のラインアップでは下から3番目くらいのモデルを購入することになりました。若干しょんぼりです。
ちなみに32型ではフルHDパネル搭載の32C3800もあるんですが、3月に発売したばかりでまだ高いんですな。
あと、レコーダーのほうを300GBの下位モデルRD-S301+32H3000という無駄にステキなトリプル録(W録のS301+32H3000の録画機能)という選択肢も予算15万圏内であったんですが、将来VARIDAにBDが載る事を考えた結果、DVDモデルのレコーダーとしては唯一のTSムーブ手段であるiLink(IEEE1394端子)を備えたRD-S601でおちつきました。
……まぁこれは将来VARDIAにBDが載って、かつiLink接続によるTSムーブができる事が前提なので、ほとんど賭なんですが。というわけで今録ってるルル山R2iLink端子でのムーブ受け入れ可能なBDレコーダーを買うまでずっとHDD内に保存する予定。
 
ちなみにVARDIAはアナログチューナーも搭載しているので、1つの番組を「美麗な地デジ」+「データハンドリング性の高いアナログ」で録画し、アナログのほうをRDLNAでPCにコピーし、変換してiPodに入れています。これで電車の中でも動いてるC.C.見てニヤニヤし放題だぜ。
 
あとそれぞれの感想とか。

TOSHIBA REGZA 32V型 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ 32C3500TOSHIBA REGZA 32V型 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ 32C3500

東芝 2007-10-20
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    • ぶっちゃけ液晶テレビはこれが初めての購入なので比較対象物がなくレビューらしいレビューはできません。でも自分で好みの画質に追い込めるのはいいですね。
    • ゲームモードはさほど遅延を体感しませんでした。プレイしたゲームがバイオハザードアンブレラクロニクルズ(ガンシュー)なので遅延に対してシビアなタイトルではないんですが。バーチャとかやってたら体感できたかも。
    • ただD端子が1系統しかないので、Wiiをつないだらそれでオシマイというのがなんとも。D端子セレクターって高いんですよね*1HDMIも2系統あるんですが、レコーダーとPCをつないだらこれももうオシマイなので、導入を検討しているPS3の接続時にまた悩みになりそう。
    • 応答速度の低さはハッキリと体感できます。まぁしょうがないですな。
    • REGZAリンクは結構便利。でもリモコンがデカすぎる。シンプルリモコンを追加するべきはVARDIAじゃなくてREGZAのほうだと思う。
    • 総じて値段なりです。とりあえず地デジ移行したいだけなら良い選択肢じゃないでしょうか。輝度ムラとかも特に感じないし、一応IPSパネルなので視野角は広いです。

 

TOSHIBA VARDIA 地上・BS・110度CSデジタルチューナー搭載ハイビジョンレコーダー HDD600GB RD-S601TOSHIBA VARDIA 地上・BS・110度CSデジタルチューナー搭載ハイビジョンレコーダー HDD600GB RD-S601

東芝 2007-11-30
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    • 前機種がアナログW録のRD-XS37だった為か、いいところもわるいところもハッキリわかります。
    • まず悪いところ。もっさり。非常にもっさり。ていうか番組検索とかジャンル別一覧とか、チャプタ編集とか、あと起動とか、非常にストレスがたまります。実家送りにしたRD-XS37を久しぶりにさわったらその軽快さに心洗われるようでした*2
    • TS2しばり。RD-S601の地デジ録画にはTS1とTS2の2系統があるんですが、TS2を使っている間はほとんど何もできない*3。W録ではなくあくまでTS2を使用している間なので、別にW録していなくてもTS2録画を実行している間はこの制限がかかります。まぁ俺の場合寝てる間の深夜アニメ録画がメインなので実害は少ないのですが、いざ深夜に録画したタイトルを再生しているとTS2録画が始まる15分前に再生が強制停止されるというのはあまりにも使い勝手が悪いです。
    • いいところ。おまかせチャプターが結構便利。RD-XS37にはなかった機能なので重宝してます。
    • リモコンが比較的わかりやすいボタン配置になった。RD-XS37は超わかりにくいボタン配置だったので、視覚的にわかりやすくなったのはGOOD。でもまだまだ初心者にはとっつきづらいだろうし、そもそもシフトボタンという操作系を家電に持ち込むのは無いと思うんだボク。
    • HDDがデカい。まぁアナログの3〜5倍ほどの容量を使う地デジ(+BSデジ)なのでこれくらいの容量は必要ですが。ちなみに俺の使い方だと、RD-XS37の160GBは春の新番開始1ヶ月程度の様子見期間で70%ほどため込むことになります(その後は見なくなったり消したりするので35〜40%程度に落ち着く*4)。
    • DVDの再生品質が意外に高い。VARDIAにはDVDアップコンバート機能があるんですが、当初はあまり期待していませんでした。しかし実際に再生させてみると意外なほど品質がよろしい。輪郭強調はソフトめなんですが、エッジ強調をしすぎるとノイズもいっしょに強調されちゃうので、PS3みたいにガチで映像解析してないアップコンバート機能としてはこれくらいでちょうどいいんじゃないでしょうか。ただし出力先(REGZA)がフルHDではないので、その分は差し引いて考えるべきでしょうが、少なくともPS3を購入するまでは十分満足できるレベルだと思います。

 

*1:結局買ったけど。ゲームテックのやつ。

*2:当然ファームウェアは最新のものですが。

*3:まともに操作できるのはDVDの再生関連くらい。

*4:ちなみに今期継続視聴を確定させているタイトルはルル山R2、マクロスF、紅、メイドガイ。他様子見のタイトルあり。BS11の初代プリキュア初代ウルトラマンもあるので新番組は極力減らす方向。