FinePix F420 発表。

  • 35mm 換算 36-108mm、F2.8-4.8 の FUJINON 銘 3 倍ズームレンズを新規に採用。
  • 1/2.7 型 310 万画素スーパー CCD ハニカム HR。最大記録解像度 2816×2120。画質に関しては何も言いません。メーカーサンプルでこの CCD の性能を判断して下さい。
  • 最短撮影距離 8.5cm(ワイド端のみ)。
  • 1.8 型微反射型 CG シリコン TFT 液晶 13.4 万画素を背面液晶として採用。F410 より一回り大きくなった。
  • 4 種類のシーンモードを増設。
  • 電池周りが変更。専用充電池 NH-20 を採用。型番からニッケル水素と思われるが不明。ただし特にリチウムイオンであるという表記はない。このほか単 4 型ニッケル水素電池が使用可能。アルカリは使用不可。
  • メタルシルバーとホワイトシルバーの 2 つのカラーバリエーションを用意。
  • 専用防水ハウジングが用意される。

 F410 の後継。今回の変更点は主に小型化と電池周りの変更。ボディが 20% 程小さくなりました。小さくなったのは嬉しい話。
 ただバッテリー・メディア込みで 175g とやや重いことと、電池周りが変更になったのが気になります。もしニッケル水素だった場合、メモリ効果を考えるとメンテナンス性が悪くなり、せっかく初心者にウケのいいブランドであるにもかかわらず使い勝手が悪いということになります。S シリーズや A シリーズのように単 3 電池仕様ならともかく、単 4 電池仕様というのはユーザが混乱しそう。

キヤノン IXY DIGITAL L −単焦点 超コンパクト機の価値−(PC Watch)

 400 万画素単焦点 IXY DIGITAL のレビュー。実はかなり欲しいと思っている IXY です。
 そもそも IXY の大きな欠点のひとつには、その中途半端なレンズ性能がありました。たいていが 35-70mm の 2 倍ズームで F2.8-4.0 程度の明るさ(IXY DIGITAL 300 や 400 などを除く)。収差を考えると「無くてもいいけどちょっとはあったほうが……」というそんなの微妙すぎ焦点距離でした。これがたとえば 28-56mm な広角ズームだったり、F2.8-3.5 くらいテレ側が明るかったりすれば話は別なんですが、「これくらいならズーム要らねぇから高品質な単焦点にしてくれたほう嬉しいヨ」なわけです。
 コンパクトデジカメにおける単焦点レンズは主にエントリーモデルに搭載されている事もあって軽視されがちですが、「焦点距離が決まっている」ことから描写のしっかりしたレンズを作れるというメリットがあります。実際、風景やマクロ*1など描写に一定以上の品質を求められる場面では、一眼レフの単焦点レンズで撮られる事が多いです(アサヒカメラとか見てると特に)。ポートレートの場合は撮影リズムが必要なので利便性の高いズームレンズが使われますが。
 またマクロ性能の中途半端さも IXY の弱点でした。というか Canon の機種全般的にマクロが弱い。最近の機種はワイド端で 5cm くらいまで寄れるようになりましたが、例えばテレ端で 20cm まで寄れる OLYMPUS の 3 倍ズーム機なんかに比べると、数字上でのスペックとは裏腹に拡大率で負けているわけです。しかしこの IXY DIGITAL L では 3 cm までのスーパーマクロが使えるようになり、一気に拡大率が高くなりました。またズームレンズのワイド端限定マクロとは違い単焦点なので、歪曲もかなり少ないと思われます。
 あとはサンプルを見ていただければわかりますが、やや派手目の描写をするようです。AWB や露出に関しては基本的に心配する事はないでしょうし、1/2.5 型 400 万画素で画素ピッチ 2.5μm という CCD の性能を考えればがんばって解像しています。さすがにノイズ量や細部描写ではかなりヒデぇことになってますが、まぁパッと見の印象はわるくないと思います。もうちょっと自然な色合いだといいんですが、それはまぁ DIGIC ですし。今 Canon のデジカメを買うということは DIGIC の絵を買うということですから。
 描写品質という点では CCD の性能以外のところで頑張っていると思います。本当はこの単焦点レンズが 39mm という中途半端な焦点距離でなければもっと良かったんですが、中途半端なズームレンズ載せられるよりはずっとマシってことでひとつ。

 

*1:というか通常一眼レフのマクロレンズ単焦点なのですが。

お兄ちゃんのにおいがする・・・ その2(※bbspinkにつき21禁 / 前スレ)

 なんで俺はこないだから兄×妹スレばっかり追いかけてるですか。
 でも兄妹ゴーストは普通に作りたいなぁ。P.L.D.じゃなく別のキャラで。「仲の良い兄妹」を表現したい。一線越えるかどうかというのはまた別の話で。
 このカテゴリには桃と杏*1がいるので別の方向性を目指しつつ。兄 25 歳・妹 16 歳くらいがちょうど萌え。
 ただアレか。ゴーストとしては「兄」が出てくるよりも「ユーザが兄」のほうがいいのか。むぅ。
【追記】姉か! 姉もいいな! うん!!
 俺的には従姉妹というのもいいな。なんつったって結婚できるしな。優生学的にも倫理的にも問題ナッシンだしな。
 いやだからモチチュけ俺。
【さらに追記】というかえっちねた板を「妹」で検索するとえらい事に。

 

*1:念のため言っておきますがエロネタゴーストじゃないです。普通に仲のいい兄妹ゴースト。どっちかというと桃太郎兄ちゃんのほうがイイ男で萌え。

CAMEDIA C-5060WideZoom 詳細およびメーカーサンプル掲載。

 同時に C-745/755UltraZoom や μ-15/25、X-250 も詳細およびサンプル掲載。
 C-5060WideZoom のほうですが、CCD がマイナーチェンジしたとは言え、C-5050Zoom と比べても劇的に解像感が良くなったとは言えません。ただ風景サンプルを見ていると、だいぶ細部描写がうまくなってきているのがわかります。色に関してはかなり地味め。もともとハイエンド C 系はレタッチ耐性のある色作りをしているので当然の結果ではありますが。普通のスナップでは少し彩度をあげて撮るといいかも。
 あと μ シリーズはやや画質が向上している気がします。サンプルがポートレート 1 枚ずつなのでこれだけで判断するのは軽率ですが、髪の毛の解像感がやや向上していたり、シャドー部のノイズはかなり減っているような。

iTunes for Windows 日本語版まぁだ〜?チンチン☆⌒ 凵\(\・∀・)

 いや出ても職場なので無理ですが。
 【追記】提供開始延期キタ━━(゜Д゜)━( ゜Д)━(  ゜)━(  )━(  )━(゜  )━(Д゜ )━(゜Д゜)━━ !!!!!
 やっぱアレですか。Windows2000 の環境に入れるとアレとかいうバグ、割と深刻だったんですか。しょんぼり。
 ちなみに iTunes、MP3 ファイルの関連づけを変えます。また iPodService.exe と iTunesHelper.exe というプロセスが常駐。どちらもあわせて 3 MB も喰わないので実害は少ないと思われますが。
 

FinePix S7000 国内発表。

 7/29 に発表されていた FinePix S602 の後継機種が国内発表。
 基本的には S602 の 1/1.7 型スーパー CCD ハニカムを同サイズの 630 万画素スーパー CCD ハニカム HR に変更し、スマートメディアスロットを xD-Picture Card スロットに置き換え、EVF の画素数が 18 万画素から 23 万画素にアップした、マイナーチェンジ機です。
 ハニカム CCD であるため実画素数 630 万画素を相互補完し、保存画素数は 1230 万画素。最大 4048×3040 と XGA が 16 枚ほど並べられるサイズです。その為保存サイズもバカでかく、最大解像度の最高画質の JPEG で実に 5MB。もはや一昔前の TIFF サイズです。このサイズを達成しているコンパクトデジカメは未だかつてありません。
 その他の仕様は基本的に S602 を踏襲しており、35mm 換算 35-210mm / F2.8-3.1 という焦点距離のわりに明るい SUPER-EBC FUJINON 銘 6 倍ズームレンズ、現在の速度重視タイプデジカメでのトレンドである位相差検出センサ*1と CCD コントラスト検出の両方で測距するフォーカスシステム「ハイスピードツインAF」などを引き続き搭載。
 引継いだものとしてイマイチ感漂うのは今回もワイド端のみのスーパーマクロ。1cm というとスゴイ響きですが、実際ズームレンズのワイド端でのマクロというのは歪曲収差がド派手に出てパースがとんでもないことになったり、また焦点距離焦点距離なのでワーキングディスタンス(被写体との距離)がとれないためカメラの陰が出来てしまいがちです。Nikon COOLPIX 5400 もそうですが、ハイエンド機なんだから数字を見せつけるんじゃなくて、焦点距離とワーキングディスタンスを考えてほしかったですね。特にこのクラスは一眼レフの代わりに買う方も多いわけで、最短撮影距離よりも焦点距離とレンズの明るさを見る人が多いわけですし。
 また S602 にあった ISO1600 モード*2が無くなり、最大感度は ISO800 になっちゃいました。ただし今回は最大感度にしても 300 万画素相当での撮影が可能になっています。ISO800 でも室内撮影くらいなら手ブレ防止に十分効果的。
 基本的に S602 が名機だったので変更点は少ないです。欠点も改善されていないのがややしょんぼりですが、レンズが変わってないのでしょうがないでしょう。
 問題は画質。第四世代のスーパー CCD ハニカム HR の画質は、これまでの採用機種を見る限り正直ダメです。S5000 などに比べるとまだマシなのですが、これはもうなんつーか、記録画素数だけで全てを稼いでいる感じ。個人的には S602 の方が断然イイです。もちろん縮小すれば話は別なのですが(フジは基本的にプリント前提の絵だし)。
 

*1:ただし最近の廉価機に採用されている中央重点測距タイプとは違い、49 分割エリア選択機能を持っています。

*2:キャンドルモード。100 万画素相当での撮影になる代わりに ISO1600 までゲインアップできる。